痛いのが本当にイヤなあなたへ
実は、あなたの歯は 削らなくてもいいかもしれません
痛いのが本当にイヤなあなたへ
実は、あなたの歯は 削らなくてもいいかもしれません
麻酔なしでできる、体にやさしい虫歯治療とは？
大阪 北浜駅1分「歯の花クリニック」。優しい女医のみ。
“寝てしまうほど快適”な歯医者
歯医者に行きたいけれど、痛いのは嫌…そう思っていませんか？
- 虫歯があると言われたけれど、本当に削らなきゃいけないの？
- 麻酔しても痛かった経験があって、歯医者に行くのが怖い
- 神経を抜くかもしれないと言われて、不安…
- 歯が痛くないのに、治療が必要と言われた…
そんな不安や疑問を抱えて、当院にご相談に来られる方が、実はとても多くいらっしゃいます。
無理に削られたり、痛みを我慢するような治療は、誰にとってもつらいものです。
でも、もし「麻酔なしでも痛くない」「それなのにちゃんと治る」…そんな治療があるとしたら、どうでしょう？
実は、「痛くない歯医者」を選ぶには、ちょっとしたコツがあります。
このページでは、大阪で約20年「痛くない優しい治療」を追求してきた歯科医師の米畑 有理（よねはた ゆり）が、「痛くない、良い歯医者の選び方」を解説します。
歯の花クリニック院長
米畑 有理
歯科医師・歯学博士
【経歴】
1998年大阪大学歯学部卒業。2001年ボルドー大学（フランス）留学。歯科医師歴20年以上。2007年に「歯の花クリニック」を開業。歯をできるだけ削らずに守る治療を大切にし、リラックスできる空間と丁寧な説明で、歯医者が苦手な人でも安心して通える診療を行っている。
目次
痛くない、良い歯医者の選び方 5つのポイント
歯医者選びで失敗したくないなら、まずはこの5つをチェックしましょう。
怖くない、痛くない、そして信頼できる歯医者がきっと見つかります。
1. 削る量を最小限にする治療を行っているか？
そもそも、なぜ虫歯治療が痛いのかというと、それは虫歯だけでなく、健康な歯まで余分に削られてしまっているからです。
歯は、外側が「エナメル質」、その内側が「象牙質」という構造になっています。
実は、虫歯でダメージを受けた柔らかい象牙質は削っても、それほど痛みは感じません。
ところが、虫歯に侵されていない健康な象牙質まで削ってしまうと、しみたりズキッとしたり、痛みが出やすくなるのです。
だからこそ重要なのが、必要な部分だけを最小限に削る「MI治療（Minimal Intervention）」。
MI治療では、できるだけ多くの健康な歯を残すことを目指します。
■ 歯を最小限に削るには？
虫歯を取り除くとき、「色が黒く（または茶色く）なっているところは全部削らなきゃダメ」と思っている方が多いですが、実はそうではありません。
虫歯治療では「見た目」だけでなく、「歯のかたさ」を確認することがとても大切です。
虫歯菌におかされた部分はやわらかくなっているため、そのやわらかいところだけをしっかり見極めて取り除くのがポイントです。
必要以上に削ってしまうと、神経に近づきすぎてしまい、痛みが出たり、場合によっては神経を抜く必要が出てくることもあります。
そこで丁寧な歯医者さんは、「スプーンエキスカ」という耳かきのような器具や低速のラウンドバーを使って、歯のかたさを指先の感覚で確かめながら、虫歯でやわらかくなった部分だけを、少しずつ慎重に取り除いてくれます。
こうした器具を使った丁寧な治療には時間がかかりますが、そのぶん健康な歯をしっかり残すことができます。
■ なぜ“歯をたくさん削る歯医者”が多いのか？
実は保険診療では、短時間で多くのお客様を診ないと経営が成り立たないため、効率を優先し、ドリルで一気に削る治療が一般的になっています。
しかし短時間で一気に削る治療をしていると、削りすぎて神経に達してしまい、結果的に神経を抜かざるを得なくなることが少なくありません。
けれども、神経を抜いてしまうと歯に栄養が届かなくなるため、歯がもろくなり、将来的に割れたり抜歯が必要になるリスクが高まります。
もし虫歯が大きくても、痛みなどの症状があまり出ていないなら、歯の固さや透明感を丁寧に見極めながら、神経に達する手前で除去を終える判断が重要です。
たとえ虫歯がわずかに残っていたとしても、内部をしっかり清掃し、すき間なく密閉すれば、虫歯菌は栄養を失って進行が止まります。
ただ、こうした治療は時間と手間がかかるため、保険では報酬が低く、割に合わないのが実情です。
■ 麻酔があるから安心？…とは限らない
「痛みに弱い方でも、ちゃんと麻酔をするので大丈夫ですよ」
そうアピールしている歯医者さんもありますが、実は麻酔にもいくつかの落とし穴があります。
まず、麻酔の注射そのものに対して「怖い」「痛い」と感じる方は少なくありません。
中には、「麻酔が効かずに治療中ずっと痛かった…」というつらい経験をされた方もいらっしゃいます。
さらに、麻酔中は歯を必要以上に削られてしまうリスクがあるのも問題点のひとつです。
というのも虫歯を取り切って、健康な象牙質に近づいたり、そこに達したりすると、痛みを感じることがあります。その痛みが一つのサインとなり、虫歯の除去を止めるタイミングの目安になることがあります。
しかし、麻酔をしているとそのサインが得られないため、どこまで削ればよいのかの判断が難しくなり、結果として必要以上に健康な部分を削ってしまうリスクがあるのです。
もちろん、痛みの感じ方には個人差があり、すべてのケースで痛みが出るわけではありません。
それでも、「歯をなるべく多く残す」ためのひとつの目安になるのは確かです。
だからこそ何の迷いもなくすぐ麻酔を使う歯科医師は、「できるだけ歯を残したい」「健康な部分は削りたくない」という意識が薄い可能性があります。
■ “寝てる間に治療”の落とし穴
最近では「静脈内鎮静法」「笑気麻酔」「全身麻酔」など、“寝ている間に治療が受けられる”無痛治療を売りにする医院も増えています。
しかし、これらは高額な費用がかかるだけでなく、体への負担やリスクも伴います。
そもそも、虫歯の原因そのものをしっかり治さなければ、また数年後に同じように虫歯になってしまいます。
そのたびに全身に負担のある麻酔を行うのは、身体にも負担が大きすぎますよね。
■ じゃあ、麻酔はいらないの？
もちろん、麻酔がまったく必要ないというわけではありません。
たとえば神経が残っている歯に、大きな詰め物（インレー）やかぶせ物（クラウン）を作るような治療をするときは、どうしても痛みが出ることがあります。
そういった場合には、きちんと麻酔を使ったほうが安心です。
大事なのは、「なんでもかんでも麻酔に頼る」のではなく、「本当に必要なときだけ、適切な量を使う」こと。
腕の良い歯医者さんは、必要に応じて麻酔を使いながらも、できるだけ歯を削らずにすむような丁寧な治療をしてくれます。
「麻酔してくれるから安心」ではなく、「なるべく痛みが少なく、そして歯を大切にしてくれるかどうか」
そんな視点で歯医者さんを選ぶことが、本当の安心につながります。
■ 初期の虫歯なら、削らずに止められる
実は、虫歯の基準は歯医者によって違います。
「歯医者を変えたら虫歯がたくさん見つかった」そんな経験はありませんか？
多くの方は、「前の歯医者は虫歯を見逃してたんだ」「新しい先生のほうが優秀なんだ」と思いがちですが、実はその逆、新しい歯医者は削らなくてもいい虫歯まで削ろうとしている可能性もあるのです。
特に、エナメル質の表面だけにとどまっている小さい虫歯は、原因だけなおしてあげれば、削らなくても止めることができます。
ところが現実には、「古い詰め物だから全部やり替えましょう」「虫歯がたくさんあるので、全部治療しますね」などと、小さな虫歯までまとめて削って、高額な自費のセラミックに誘導してくる歯医者が存在するのも事実です。
もちろん、レントゲン画像による説明を受け、その内容に納得できたうえでの治療であれば問題はありません。ですが、「治療が必要です」と言われたから、という理由だけで削ってしまうのは、良い判断とは言えません。
たとえば、初めて行った歯科医院でレントゲンを撮って「黒い影がありますね」と言われても、それが必ずしも虫歯とは限らないのです。
実は、虫歯の進行がすでに止まっている（＝削る必要がない）場合もあれば、レントゲンに映らない種類の詰め物（セメント）が影のように見えているだけ、ということもあります。
もし痛みやしみるなどの症状がなく、見た目にも穴があいていないようであれば、すぐに削るのではなく、まずは経過観察をしていくという選択肢も考えるべきです。
なぜなら一度削ってしまった歯は、もう二度と元には戻らないから。
あなたの大切な歯を守るために、「削らない選択」を真剣に考えてくれる歯医者を選びましょう。
2. 削る量の少ない「詰め物」で治療してくれるか？
虫歯を削った後は、その穴を埋めるために「詰め物」が必要になります。
この「詰め物」をどう選ぶかによって、歯をどれだけ残せるか、つまり歯の寿命が大きく変わってくるのです。
■ 一般的な詰め物は、たくさん削るのが当たり前
銀歯・金歯・セラミックなど、昔から使われている詰め物は、型取りをして技工所（詰め物を専門に作る外部の工房）に依頼し、技工士（詰め物をつくる職人）が作ります。
ただしこの方法では、技工士が作りやすいように、また詰め物を割れにくくするために、虫歯より大き目に歯を削る必要があります。
その結果、本来なら残せたはずの健康な歯まで、削らざるを得なくなってしまうのです。
■ 保険でできる白い詰め物「CAD/CAMインレー」も要注意
最近は、保険で使える白い詰め物「CAD/CAM（キャドキャム）インレー」もありますが、これも歯をかなり大きく削らなければいけないという欠点があります。
CAD/CAMインレーは、機械で詰め物を削り出して作るため、精密な調整が苦手です。
ドリルの太さに限界があり、細かい形を再現できません。
さらに、詰め物が割れにくいように厚みを持たせる必要があるため、結果的に歯を大きく削る設計になっているのです。
しかも、CAD/CAMインレーで作った詰め物はピッタリはまらずに縁がはみ出すことも多く、それが歯茎の近くで起きると、歯周病や虫歯再発のリスクが高くなる可能性も。
■ 削る量を最小限におさえるなら「ダイレクトレジン修復」
そんな悩みを解決する治療法として注目されているのが、「ダイレクトレジン修復（ダイレクトボンディング）」です。
この治療では、歯科医がその場で虫歯の部分だけを丁寧に削り、白い樹脂（レジン）を直接詰めて歯の形を整えます。
型取りや技工所への依頼が不要なため、詰め物を作りやすくするために“余分に削る”必要がありません。
つまり、「必要な部分だけを、最小限で削って、その場で治す」という歯にやさしい治療なのです。
銀歯やセラミックと違って、治療が1日で終わる上に、見た目も白いため、銀歯のように目立たないというメリットもあります。
■ ダイレクトレジン修復の費用
ダイレクトレジン修復は、虫歯の範囲が広い場合などには自費診療となることが多く、費用の目安は1本あたり3万〜6万円程度です。
自費になる理由として、「保険のレジンは質が悪く、すぐに欠けたり劣化するため、自費でしか対応できない」と説明する歯科医院もありますが、これは正確とは言えません。
実際には、日本で発売されているレジンの多くが保険適用の認可を受けており、高品質な製品も多数存在します。
ただし、こうした製品は価格が高く、さらに丁寧に仕上げるためには時間と技術も必要です。
そのため、保険診療で定められた報酬では採算が合わず、自費診療で提供せざるを得ないというのが現実です。
とはいえ、ダイレクトレジン修復はセラミック（1本7万〜10万円程度）に比べれば費用を抑えられる上に、歯を削る量も圧倒的に少なくすみます。
■ 保険の詰め物よりいいの？
保険の銀歯やCAD/CAMは安価ですが、歯を大きく削るため、将来的に割れて抜歯 → インプラント（1本50万円）や入れ歯になるリスクもあります。
そう考えると、ダイレクトレジン修復は将来の治療コストを抑える現実的な選択肢と言えるのです。
ただし、ダイレクトレジン修復は歯科医の技術や経験によって仕上がりが大きく変わる治療なので、経験が豊富で丁寧に対応してくれる歯医者さんを選ぶことが大切です。
また、時間と手間のかかる治療なので、すべての医院で対応しているわけではありません。
特に、効率や利益を優先する歯科医院では、歯を大きく削ってセラミック治療をすすめることが多く、そもそもダイレクトレジン修復を行っていない場合も少なくありません。
そのため、「その医院でダイレクトレジン修復が選べるか」「実績と経験の豊富な医師が担当してくれるか」を、事前に必ず確認しておきましょう。
3. 虫歯の原因から改善してくれる歯科医院か
虫歯は、ある日いきなりできるものではなく、かならず「何かしらの原因」があってできます。この原因の見極めが何より大事です。
ところが現実には、多くの歯科医院で「とりあえず削って詰める」だけの処置が行われています。なぜかというと、保険診療では虫歯の原因を調べても報酬が出ないから。
しかし虫歯の本当の原因を取り除かない限り、いずれまた虫歯に悩まされることになってしまいます。
信頼できる歯科医院は、ただ削って詰めるのではなく
「なぜその歯が虫歯になったのか？」
「今後、虫歯を繰り返さないためには何を変えるべきか？」
を、丁寧に説明してくれます。
また、「歯が痛い＝虫歯」と思われがちですが、実際には知覚過敏や歯周病が原因のこともあります。
すぐに削るのではなく、痛みの原因を丁寧に見極め、根本から改善してくれる歯医者を選ぶことが、歯を長持ちさせる近道です。
4. しっかり時間をとって、やさしく説明してくれるか？
実は、“痛みの感じ方”には、心の状態が大きく関係しています。
不安や緊張が強いと、ストレスによって神経が過敏になり、痛みを強く感じやすくなるのです。
だからこそ大切なのが、「やさしく説明してくれる歯医者かどうか」という視点です。
「今からこういう器具を使って、こうやって虫歯を取っていきますね」
「ここは少しチクッとしますが、すぐ終わりますよ」
「痛いときは遠慮せずに、いつでも手を挙げてくださいね」
そんな優しい一言があるだけで、緊張は和らぎ、痛みの感じ方もずっと違ってきます。
■ 時間をとってくれる歯医者は、治療も丁寧
保険診療では短時間で多くの患者を診る必要があり、説明が省略されがちです。
その結果、「何をされているか分からないまま治療が終わった」「痛いと伝えても流された」という声も少なくありません。
一方で、説明にしっかり時間をかけてくれる歯科医院は、それだけ一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢を持っている医院だと言えます。
そうした医院ほど、治療も丁寧で、痛みにもきちんと配慮してくれる可能性が高いのです。
ただし注意したいのは、「クリニカルコーディネーター」という、歯科医師でも歯科衛生士でもない民間資格のスタッフが、素材の違いなどについて時間をかけて説明してくれるケースです。
こうした説明は親切に思えるかもしれませんが、本来、治療の方針や必要な処置についての説明は、診断を行った歯科医師自身が責任をもって行うべきものです。
なぜなら、お客様の口の中を実際に診て、どんな治療が本当に必要か、どんなリスクや選択肢があるかを判断できるのは、医学的な知識と経験を持つ歯科医師だからです。
国家資格のないスタッフが説明を担当すると、誤った情報が伝わったり、十分に理解できないまま治療が進んでしまうリスクがあります。
そのため、初診の際には、歯科医師自身が「今の歯の状態」や「虫歯の原因と今後の対策」などを丁寧に説明してくれるかどうかが、信頼できる歯医者を見極めるうえでの大切なポイントになります。
5. リラックスできる個室で治療してくれるか？
治療が怖い・痛いと感じるかどうかは、実は“診療室の空間”にも大きく左右されます。
静かで落ち着いた空間なら心がほぐれやすく、緊張や痛みも感じにくくなるもの。
反対に、隣からキーンという音が聞こえ続けるような環境では、どうしても不安や緊張が高まり、痛みに敏感になってしまいます。
だからこそ、静かで落ち着ける完全個室の診療室がある歯医者を選ぶのがおすすめです。
個室なら周囲の音や視線を気にせず、治療内容もじっくり相談でき、リラックスして過ごせます。
歯医者によくある“半個室”タイプでは、隣の会話が聞こえてきたり、自分の話が周囲に筒抜けになったりして、落ち着かないと感じる方も少なくありません。
不安なく通うためにも、ホームページの写真や紹介ページで「完全個室かどうか」をチェックしてみてください。
リラックスできる空間があるだけで、歯医者への苦手意識がぐっと軽くなります。
歯の花クリニックが選ばれる ５つの理由
多くの方に選ばれている理由は、保険診療の制限に縛られない“自由診療”だからこそ、虫歯を根本的に治す丁寧な治療が実現できるからです。
1. 削る量を最小限にする治療
歯の花クリニックは、「できるだけ歯を削らない治療」にこだわっています。
私たちが大切にしているのは、「虫歯があるから削る」ではなく、「本当に削る必要があるか？」をまず見極めるという考え方です。
特に初期の虫歯であれば、原因をしっかり突き止めて対策をすれば、削らずに進行を止められるケースが多くあります。
どうしても削らなければならない場合も、虫歯菌におかされた部分だけを最小限で取り除くようにしています。
■ 麻酔なしでも痛くない治療
多くの保険診療の歯科医院では、ドリルで虫歯を一気にガリガリ削ることが一般的です。
ですが当院では、「スプーンエキスカ」や低速のラウンドバーといった専用器具を使い、歯の“かたさ”を確認しながら、虫歯でやわらかくなった部分だけを慎重に取り除く丁寧な治療を行っています。
削ると痛い健康な象牙質は削らないので、麻酔なしでも痛みを感じないことが多いのです。（もちろん、ご希望があれば麻酔も可能です）
■ 1回60～90分の診療時間
一般的な保険診療の歯科医院では15分〜30分程度の診療が一般的ですが、当院は完全自費診療のクリニックなので、1回あたり60〜90分と、しっかり時間をかけて丁寧に治療を行っています。
そのため、急がず・妥協せず・丁寧に、あなたの歯に向き合うことができます。
■ 神経を抜かない治療
また、私たちは神経をできるだけ残す治療を徹底しています。
実際に他院で「神経を抜くしかない」と言われた患者さまからのご相談も多く、当院では抜かずに済んだケースも多数あります。
だからこそ、神経を抜くと言われたら、一度ご相談ください。
歯を守るための、もう一つの選択肢があるかもしれません。
なお、虫歯の進行が深く、神経がかなりダメージを受けていて、もう元には戻らない状態（＝「不可逆性歯髄炎（ふかぎゃくせいしずいえん）」）の場合には、高度な技術をもつ根管治療の専門医をご紹介しています。
というのも、神経の治療は歯科の中でも特に難易度が高い分野のひとつです。
神経（歯の根）の内部は非常に複雑で細く、しかも肉眼では見えないため、治療には専門的な知識と繊細な技術が求められます。
そのため、一般的な歯科医院で神経の治療（根管治療）を行い、かえって症状を悪化させてしまうケースも少なくありません。
だからこそ当院では、「神経の治療は専門のプロフェッショナルに任せるべき」と考え、信頼できる専門医と提携しています。
ただし、紹介先の専門医はあくまで“根管治療のみ”を担当する機関のため、虫歯の原因そのものを改善する治療までは行っていません。
そのため、虫歯の原因を根本から改善し、再発を防ぐためのサポートは、当院で並行して行っていきます。
2. 削る量の少ないダイレクトレジン修復治療
歯の花クリニックでは、歯に優しい「ダイレクトレジン修復（ダイレクトボンディング）」を用いて、1本1本丁寧に治療を行っています。
これは銀歯やセラミックよりも歯を削る量が圧倒的に少ない上に、型取りや技工所への依頼が不要なため、治療が1日で終わります。
白くて自然な仕上がりなので、銀歯のように目立つ心配もありません。
治療はダイレクトレジン修復の経験と実績が豊富な歯科医師が担当。
そのため、通常ならセラミックを勧められるような症例でも、当院ではダイレクトレジン修復で治療できるケースが多いです。
健康な歯を守りながら、見た目にも自然な仕上がりを叶える…そんな治療を、私たちは目指しています。
※神経の治療や型取りが必要なケースでは、専門の医院をご紹介することがあります。
そのような場合でもご相談やアドバイスは丁寧に対応いたしますので、安心してご相談ください。
3. あなたの虫歯の原因と対策を教えます
歯の花クリニックでは、「虫歯ができたから治す」ではなく、「なぜ虫歯ができたのか？」という原因にしっかり向き合います。
なぜなら、虫歯は生活習慣や体質、歯磨きのクセなど、人によって原因がまったく異なるからです。
たとえば、こんな視点でリスクを丁寧に分析しています：
- 食事の回数や内容はどうか？
- 唾液の質や量は？ストレスや薬の影響は？
- 歯磨きの時間やタイミング、磨き残しの傾向は？
- 虫歯になりやすい生活習慣はあるか？
こうした「虫歯のなりやすさ」を可視化することで、お客様ごとに最適な改善方法をご提案しています。
ただ治すだけでなく、「もう虫歯を繰り返したくない」というあなたの思いに、本気で向き合うのが私たちのスタイルです。
4. やさしく丁寧に説明します
「歯医者が怖い」「痛そうで緊張する」…そんな不安の多くは、“何をされるか分からない”という心配から来ています。
だからこそ当院では、治療の前に“やさしく・わかりやすく”ご説明することを、何より大切にしています。
初診では、歯科医師があなたのお口をしっかり診ながら、
- 今どこに虫歯があるのか
- その虫歯がどう進行しているのか
- どんな治療が必要で、なぜそうするのか
- 虫歯の原因は何か、今後どう防ぐべきか
こうしたことを、一つひとつ丁寧に説明します。
説明の途中で分からないことがあれば、遠慮なく聞いてください。
私たちは、あなたが「納得してから治療を受けられること」を何より大切にしています。
5. リラックスできる完全個室
「歯医者に行くだけで緊張してしまう」「キーンという音を聞くだけで体がこわばる」
そんな方でも安心して通えるように、歯の花クリニックではすべての診療室を完全個室にしています。
「ここは歯医者っぽくない」「まるでリラクゼーションサロンみたい」
そんな声をいただくほど、落ち着いた空間づくりを徹底しています。
完全個室だからこそ、人目を気にせず不安や悩みをゆっくり相談できるのも大きな魅力。
緊張が和らぐことで、痛みの感じ方まで変わることがあります。
■ 北浜駅1分。ネット予約OK
当院は大阪・北浜駅から徒歩1分、淀屋橋駅から徒歩10分と好アクセス。
ネット予約にも対応しているため、忙しい方でも診療時間を気にせず24時間予約できます。
また当院は完全予約制のため、待ち時間もありません。
「歯医者が苦手」「治療の音が怖い」「不安なことを相談しづらい」
そんな方こそ、ぜひ一度、当院を訪れてみてください。
きっと、あなたの“歯医者に対するイメージ”が変わるはずです。
※ すべての方に丁寧な対応を行うため、1日の予約数を制限しております。ご予約はお急ぎください。
歯の花クリニックに通っているお客様の症例
「もっと早くここに来ればよかった」…そんな言葉をいただいたお客様たちの、リアルな症例をご紹介します。
▶ CASE①「神経を抜かなくて済んだ」52歳・女性
Aさんは、他の歯科医院で白い詰め物（レジン）の治療をした後、歯ぐきがつねられているような痛みを感じるようになり、当院にご来院されました。
前の歯科医院では神経を抜く治療を提案されましたが、当院で詳しく診た結果、レジンの詰め物が歯ぐきを圧迫して炎症を起こしていることが原因だとわかりました。
そこでブラッシングケアの方法を丁寧にお伝えし、特殊な歯ブラシを処方。数週間のセルフケアで炎症が落ち着き、歯の痛みも消えました。
▶ CASE②「5軒まわって見つけた、安心の場所」34歳・女性
Bさんは虫歯ができやすく、半年に一度近所の歯科に通っていました。そんなある日、右上の虫歯を治療したあと「神経を抜きました」と伝えられました。
その後、右側の歯に違和感や痛みが出るようになり、別の歯医者をいくつもまわったものの、原因はわからず不安は増すばかり。そんな中、5軒目に当院へご来院されました。
当院では、まず口腔内を丁寧にチェックしながら、考えられる原因として「食いしばりや歯ぎしり」「歯の根っこの炎症」などについて、わかりやすくご説明しました。
その上で、歯にかかる負担を減らすためのマウスピース（ナイトガード）を製作し、就寝時などに装着する使い方をご案内しました。
約2週間後、マウスピースをお渡しするときに歯の状態についてお聞きすると、右上の痛みは嘘のようになくなったとのことでした。原因と向き合い、対策がわかったことが安心感につながったのかもしれません。
ストレスや疲れがたまると、無意識のうちに強く噛みしめてしまい、それが痛みの一因になることもあります。Aさんには、調子が気になる日だけナイトガードをつけていただくようお伝えしました。
▶ CASE③「“歯医者恐怖症”からの卒業」41歳・女性
「歯医者に行く日はいつもロキソニンを飲んでから行く」というCさんは、歯科治療に対して強い不安と恐怖心を抱えていました。
初診時、「今日はがんばって、痛み止めを飲まずに来ました」と少し緊張した様子だったCさん。丁寧にご説明しながら、痛みの少ない治療を進めたことで、徐々に穏やかな表情になっていきました。
「虫歯にならないよう気をつけているのに、なってしまう」と悩まれていたCさんはその後、定期的なメンテナンスとセルフケアを組み合わせた“歯を守る治療”をスタート。
今では、虫歯に悩まされることなく、しっかりと歯の健康をキープできています。
歯の花クリニックの費用と治療の流れ
「歯が痛くて気になっている」「冷たいものがしみる」「しばらく歯医者に行ってないけど大丈夫かな？」
そんな不安がある方は、まずは当院の「虫歯相談」でお口の状態をチェックしてみてください。
STEP1. 虫歯相談（45分）9,900円（税込）
まずはあなたのお話をじっくり伺いながら、お口の状態をやさしく確認していきます。
「なぜ虫歯ができたのか？」「どうすれば再発を防げるのか？」といった原因や今後の予防策までしっかり分析し、必要な治療内容や費用についてもその場で丁寧にお伝えします。
いきなり歯を削ったり、痛いことをしたりすることはありません。
本当に治療が必要かどうかをしっかり見極めたうえで、あなたに合った治療方針をご提案します。
なお、虫歯の有無をきちんと判断するためには、次のステップである「改善メンテナンス」で原因となる汚れを取り除くことが必要になります。
STEP2. 改善メンテナンス（90分）33,000円／回
当院の虫歯治療では、いきなり歯を削ったり詰めたりはしません。
その理由は、「歯の表面についている汚れ（歯垢＝プラーク）」を取りきらないと、虫歯の本当の状態や痛みの原因が見えにくくなってしまうからです。
歯垢（プラーク）とは、細菌のかたまりのようなもので、歯の表面にべったりとくっついています。
この歯垢や歯石をしっかり取りきらないと、隠れている虫歯が見つからなかったり、どこが本当に悪いのか判断しにくくなってしまうんです。
また、虫歯は「削って詰めて終わり」ではなく、原因が残っていると、また虫歯になります。
だからこそ当院では、まず原因の改善を目的とした「改善メンテナンス」を1ヶ月ごとに行い、お口の状態を整えます（多くの方は1〜3回で終了します）。
■ 改善メンテナンスの内容
- 歯垢・歯石（細菌のかたまり）を徹底的に除去
- 専用の器具で歯の表面をツルツルに磨き上げる
- あなたにあった自宅ケア方法のアドバイス
- あなたが虫歯になった根本原因の改善
虫歯の原因を取り除けば、虫歯は止まります。
でも原因を取り除かなければ、虫歯の進行は続きます。
だから当院では、特別に急ぐ理由がないかぎり、まずは虫歯の原因から改善することを優先しています。
そのほうが、歯を守れる確率がぐんと上がるからです。
もちろん、「原因の治療やメンテナンスはいらないので、すぐに虫歯の治療をしてほしい」というご希望があれば、柔軟に対応しています。
ただ、虫歯は一度治しても、原因が改善されていなければ、再びできてしまうことがあります。だからこそ、原因から見直すことで「治療の繰り返し」を防ぐことができるのです。
これが、私たちが「まずメンテナンスから」と考えている理由です。
STEP3：必要に応じて虫歯修復治療（ダイレクトレジン修復）
虫歯の治療が必要な場合は、削る量を最小限におさえる「ダイレクトレジン修復（ダイレクトボンディング）」で丁寧に治療します。
施術はダイレクトレジン修復の経験と実績が豊富な歯科医師が担当。
治療前には、内容や費用についてしっかりご説明し、ご納得いただいてから進めるので、安心して治療を受けていただけます。
■ ダイレクトレジン修復の費用
- 浅い虫歯：16,500～33,000円
- 深い虫歯：33,000～44,000円
- 再発した虫歯（以前治療した部分の再発）：上記に加えて＋5,500～22,000円
STEP4：維持メンテナンス（60分）16,500円（税込）
虫歯の原因を取り除き、治療が完了したら、今度は「守るためのケア」がスタートです。
あなたに合った間隔で（2〜6ヶ月に1回）、定期メンテナンスをご案内しています。
■ 維持メンテナンスの内容
- お口全体の状態チェック
- 歯垢・歯石・着色汚れの除去
- 専用機器によるクリーニングで歯の表面をツルツルに
- 虫歯にならないためのセルフケアアドバイス
維持メンテナンスは、「歯を削らない未来」のための、もっとも大切なステップです。
※メンテナンスについて詳しくはこちらをご覧ください
※ すべての方に丁寧な対応を行うため、1日の予約数を制限しております。ご予約はお急ぎください。
虫歯を根本から治すから、歯もお金も守れる
「自費診療って高そう…」そんなイメージを持たれる方も多いかもしれません。
でも実は、歯をたくさん削ってしまう保険診療よりも、当院の治療のほうが、結果的に安く済むケースも多いのです。
たとえば当院で虫歯相談後、改善メンテナンス1回、ダイレクトレジン修復治療をした場合…
- 虫歯相談：9,900円
- 改善メンテナンス：33,000円
- ダイレクトレジン修復：33,000円
合計で75,900円です。
一方、他院で「虫歯が大きいから、削りますね」と言われ、一気に削られて神経に達してしまうと…
- 初診：3,000〜5,000円
- 神経の治療：7,000～20,000円
- 自費のセラミッククラウン：10〜20万円
合計で11万円～22万円以上になってしまいます。
さらに神経を取った歯はもろくなり、将来的に割れたり抜いたりするリスクが上がります。
そうなれば、インプラント（1本約40万円〜）のような高額治療が必要になる可能性も出てきます。
当院の治療は「虫歯を根本から治す」ことにこだわっているため、こうした悪循環を未然に防ぐことができます。
「50万円の見積もり」から一転、必要だったのはたった1本の虫歯治療だけ
実際、当院にご来院されたDさん（44歳・男性）は、治療費をぐっと抑えることができたケースです。
ある日、詰め物が外れてしまったDさんは、近くの歯科医院を受診したところ、「古い詰め物を全部やり直した方がいい」と言われ、自費で約50万円の見積もりを提示されました。
しかし強い症状もなかったため疑問を感じ、当院にご相談に来られました。
詳しく診てみると、今すぐ治療が必要な歯はほとんどなく、丁寧なメンテナンスを続けていけば問題ない状態でした。
その後メンテナンスでお口全体を丁寧にクリーニングしたところ、左下の奥歯に、歯垢（プラーク）に隠れていた虫歯を1本だけ発見。穴ができていたため、そこは削ってダイレクトレジン修復で丁寧に治療しました。
しかし驚くことに、この虫歯は、50万円の見積もりを出した歯科医院では見落とされ、治療計画にすら含まれていなかったのです。
Dさんはその後、当院での4ヶ月ごとのメンテナンスで口腔内の健康を維持。
必要以上に歯を削らず、ムダな治療費を回避することができたケースです。
※ すべての方に丁寧な対応を行うため、1日の予約数を制限しております。ご予約はお急ぎください。
痛くない虫歯治療で、あなたの毎日がもっと快適に
歯の花クリニックに通うと、こんな毎日が手に入ります。
- 急な痛みにあわてて歯医者を探すことがなくなる
- 虫歯の原因からしっかり改善するから、虫歯を繰り返さない歯になります。
- 通院のストレスが減る
- 1回の診療に60〜90分かけるから、通院回数が少なく済みます。
- 「痛いかも…」という不安から解放される
- 虫歯のやわらかい部分だけをやさしく取り除くから、麻酔なしでも痛みが少なく安心です。
- 将来の治療費がグッと減る
削りすぎず、神経を残す治療だから、高額なセラミックやインプラントを回避できます。
- 健康な歯を大切に守れる
必要最小限しか削らないから、あなたの歯を長く残せます。
- 人目を気にせず、リラックスして治療を受けられる
完全個室の静かな空間で、緊張しやすい方も落ち着いて通えます。
- 自分の歯に、自信が持てるようになる
虫歯のない、キレイな歯を保てるから、人前でも堂々と笑えるようになります。
ご予約はこちら
まずは「虫歯相談（45分）9,900円（税込）」をご予約ください。
あなたの歯の状態をやさしく確認しながら、虫歯の原因やリスクを洗い出し、あなたに合った治療法をお伝えします。
※ すべての方に丁寧な対応を行うため、1日の予約数を制限しております。ご予約はお急ぎください。
よくあるご質問
A.当院は完全自費診療の歯科クリニックです。保険診療は行っておりませんが、その分、時間をしっかり確保して、丁寧で質の高い治療をご提供しています。
A.ほとんどのケースで、麻酔なしでも痛みを感じずに治療が可能です。虫歯のやわらかい部分だけを、丁寧に少しずつ取り除くからです。ご希望があれば、もちろん麻酔も可能です。
A.虫歯の大きさやお口の状態によりますが、多くの場合は虫歯相談＋メンテナンス1〜3回＋虫歯治療1回で完了します。通院回数はできるだけ少なくなるよう配慮しています。治療後は、再発を防ぐために2〜6ヶ月に1回の維持メンテナンスをおすすめしています。
A.はい、ご安心ください。治療前に内容と費用をしっかりご説明し、ご納得いただいてから進めます。あとから高額な請求をされることは一切ありません。
A.当院では、神経をできるだけ残す治療を大切にしています。必要かどうかを丁寧に診察し、可能な限り歯を残す方法をご提案します。セカンドオピニオンとしてもご相談ください。
A.当院では行っていません。というのも、これらの治療法には「効果がある」という確かな科学的根拠（エビデンス）がありません。さらに虫歯治療で大切なのは、虫歯の部分をしっかり取り除いたうえで、すき間なく封鎖することです。むしろ、こうした薬剤を中途半端に使うことで、逆に治療の妨げになることもあるのです。当院では、再発のリスクを減らすために、最新の知識や情報に基づき、確かな根拠のある方法で丁寧に治療しています。
A.強い痛みや緊急性がある場合を除き、通常は治療に入る前に「改善メンテナンス」でお口の環境を整えます。そのほうが治療の効果が長持ちし、再発もしにくくなります。ただし、「メンテナンスはせずに虫歯の治療だけしたい」というご希望があれば、できる限り柔軟に対応いたします。
※ すべての方に丁寧な対応を行うため、1日の予約数を制限しております。ご予約はお急ぎください。